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すこやかな生活と健康の秘訣です。

見出しHEADLINE

食について 

我々人間を始めとする、生物は38億年に及ぶ歴史の中で食を摂ることによって命を保ってきたのであります。そして、食の法則のなかに、食物連鎖という法則が組み込まれているのです。生物は、生物を食すことによって、その命を保つことができているのです。だから、我々の食すものを見てみても、そのほとんどは、生き物から得られたものばかりなのであります。生きるものを食べることによってのみ、その命が保たれる。そう考えたとき、今の食生活はどうでありましょうか。人間は道具を使い、火を使い、調理という手段を手に入れたため、いろいろな生物を食べられるようになってきました。

しかし、生き物を食すという大原則からは、一歩たりとも外れてはいないのである。だから、生命起源の原則から考えるなら、できるだけ生きたままのものを食すのが自然というべきなのでありましょう。調理した肉を食べるよりも、口に入れるその時まで生きている果実などのほうが、自然の摂理に従っているといえるのです。玄米が身体に良いと言われるのも、直前まで生きていたものだから、生命の精気を取り込むことができるのです。こうして考えたとき、菜食を主体にした食生活のほうが、人間の生命摂理に順応しているといえるのではないだろうか。人間が、生き物以外で摂取するものといえば、水と塩がある。なぜか・・・・・・、この2つは、生命起源のとき、すでにその生命を取り巻いている環境下で、すでに存在しており、この中から生まれ出たといっても過言でないくらい、なくてはならないものなのであります。

ちょっと良い話