見出しHEADLINE
(2014年9月20日) → (2015年 5月12日)
生命というものは、尊いものである。
今、文明が進化したと言っても、未だに人間には、生命を生み出すことはできない。たとえ、雑草ひとつ、いやアメーバやミドリムシひとつといえども、生命をもっているものを生み出すことはできないのである。
ウィルスの様なものが、地球上に宿ったのである。
この誕生こそが、実に厳かなもので、たったひとつの生命が、進化に進化を重ねて、今の我々に繋がっている。
その上重要なことは、38億年間を通して生命の起源は、この1回だけと考えられることなのである。この地球上には、残念ながら起源を異にする生物は存在しないと考えられている。
現在、この地球上には、まさに数えきれない命が生きている。そしてその生命は全てが同じ起源へ繋がっている。
地球が誕生して46億年、その中でたった1回の生命起源。この宇宙が広いといえども、それくらい希少なことと考えなければならないのであろう。
こうした認識力をもった人間として頂いた命である。生きている限り大事にして生きて行きたいものである。
そして、さらに考えねばならないことは、この生命を育んでくれている、この大宇宙のこと。
生命を育む大宇宙があるから我々が生きているということは、まさにこの大宇宙が生きていることの証なのであろう。
この大宇宙は誕生して138億年といわれているが、その前にも気があったと言われている。それが我々の原点。そこに尊く、尊く思いを馳せて生きて行きたいと思う。