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私の人生観 2

話は戻りますが、抗がん剤治療をしている間に がんが再発してあと余命2年だと思わせられる状況が幾たびもありました。

一つは脳に転移したり他の部位への再発を疑われたとき、肝臓への転移が疑われたとき、マーカ値が手術前の数値を超えたとき、

PETの検査を受けたときとたくさんありました。その都度、これで自らの人生も終わりだと考えさせられました。

心が消極になっており、当時大きな組織を任されていたものですから、このままでは組織が進む方向を誤るおそれがあると考え、

定年になったのを機に退職させてもらいました。


のこり2年、旅行をして気分をはらそう、温泉につかって気晴らしを、おいしいものを食べてと考えて、いろいろやってみるものの、

つかの間の気晴らしで、日常にもどるとどうにもやりきれない気持ちになってしまいました。

そうした中で、ふっと心に浮かんだのが、たとえあと2年でも、人のためになることをやろうという気持ちでした。

いよいよとなると本当の自分の心に向き合えるものだと思いました。

近くにある社会福祉協議会に行って、何かできるボランティアはないでしょうか?とききました。そこで言われたのが、

ちょうど音訳ボランティアの入門講座の募集をしています。と言われました。

人生が残り僅かとなったとき、本能満足や理性満足という相対的なものでは心を満たすことができないということ

自らの本心を満足させることのできる行いを求めていたのだと思います。

人に対する思いやり、情け深い生活、霊性満足の生活といいますが、これがどれほど大事なことなのかを痛感した瞬間でした。

これからの人生、霊性を満足させる生き方をしていきたいと考えました。




ボランティアをやってみて

音訳ボランティアという名前も知らない活動に参加することになりました。

幸いなことに元の会社の先輩で私より15歳年上の人が音訳ボランティアの代表をされており、もう一人10歳年上の先輩も一緒に活動に

参加されていたものですから、とてもスムーズに活動に入れてもらうことができました。

音訳とは、目の不自由な方たちのために、文字などの情報を音声に変えてCDやテープに録音してお届けすることなのです。

日本全国で31万人の視覚障碍者の方がいるといわれ、活動している豊橋でも600人以上の視覚障害者の方たちが暮らしています。

このうち50人ほどが実際に音訳ボランティアのリスナーとして音訳図書を利用されています。


視覚障碍者といっても色々で、生れながらに目の見えない方もいれば、途中で失明された方もいます。

いろいろな方のお話を聞く機会があります。


リスナさんの一人である、Oさんは50代で目の病を患い70歳の現在は全盲になってしまわれました。

やがて失明と言われたときは落胆のあまりとても落ち込まれたそうです。まさに私の余命2年と言われたのと同じ思いをされているわけです。

そんな中で、生活のために盲導犬を飼うことにし、盲導犬との思いが通じ合うことの喜び、鍼灸師として資格を獲得し仕事としてやれることの

喜び、スマホやパソコンで視覚障碍者用の機種で外と自由に交信できるようになった喜びを日々の生活の中で見出してこられたそうです。

リスナさんには、それぞれのつらさを乗り越えられた思いがあります。

ほとんどのリスナーさんは、スマホやパソコンを自由に使いこなし健常者とかわらないレベルで外部と交信しています。

図書も点字図書館、サピエという施設があり、音訳図書を自由にパソコンから読み取ることができるようになっています。

ですから一般の本や週刊誌などはサピエから情報を得られるわけです。

私たちボランティアは、広報や地域の情報、取扱説明書など、簡単に手に入らない情報をお届けしているわけです。

独自の活動としてホーム通信という企画をつくり、ボランティアメンバーが持ち寄った新聞記事、雑誌の記事、地域の記事、

注目の話題等を月に1回、音声に変えてお届けしています。私がホーム通信の責任者をやっているものですから、

この記事を通してリスナさんに元気を与えられればと思い活動しています。

先日も福島智さんといって、幼くして全盲に、18歳で耳が聞こえなくなり 全盲ろう者となって以降、母が考案した指点字という方法で

コミニュケーションをはかり大学を卒業し、今では東京大学で教授を務められている方がいます。

この福島さんの自伝映画「桜色の風が吹く」が昨年11月に公開されました。

女優の小雪さん母親役をされていてとても感動を呼ぶ物語だったのでリスナさんにも内容を紹介しました

ほかにも、日本でコロナが初めて発生したクルーズ船ダイヤモンドプリンセス号が話題になったことがありました。

この時船には37百人もの人が乗船されていたそうです。いざ病院へ移動となったとき移動手段がありません。

そんななか周りの風評を恐れずに人々の輸送請け負ったバス会社の社長の話などもお伝えしました。

折々の話題の中から元気が出る内容を選んでお伝えしています。

リスナーさんからも時々、ホーム通信を聞かれての感想やお礼の言葉、読んでほしい記事のリクエストなどがよせられています。

広報などは、限られた時間の中で、音訳録音し、校正し、修正し、編集、録音、ダビング、発送と最新音響機器を駆使した作業になるため

現役時代に使った技術がとても役立っております。


ボランティアという活動は、各自の自発性にゆだねられている部分が多いため組織として運営するには仕事とは別の配慮が必要になります。

そのためメンバーが入れ替わっても機能を維持できる仕組みを作っています。

作業の分担制、ローテイションン制。新規ボランティアを採用するための入門講座の開催、社共主催のセミナー、

地域学校へ福祉教室への参加他。

週に2日~3日を活動に費やしています。

定年後、こうした生活が定着してきた3年目のことでした。

前の会社の会長から連絡があり、(現役当時一緒に仕事をしていたものですから)私が在籍していた職場の 若手で鬱になるものが出て

こまっている、アドバイザーとして手伝ってくれないかとの要請でした。

こうした話を頂けるのは、自らの霊性を満足させるのにうってつけの話でした。

3年ぶりにもとの職場に戻って気づいたのは、いつの間に会議で人を責めるような雰囲気になっていたことでした。

会議のメンバーに提案して、人を責めるやり方から仕組みを責めるやり方に変えようと提案しました。

一番有効に効きました。

何人も鬱の人が出て休職したり退職したりしていたのを、目に見えて減らすことができました。

それからも若い人たちの会議に同席させてもらい、できるだけわかりやすいアドバイスを心がけるようにやっています

仕事とは、課題が発生するのが当たり前で、その課題をどう克服して新しいやり方を見出していくのか、それが進歩につながるわけです。

ところが知らず知らずの間にその課題に押しつぶされてしまい、自らを見失ってしまう。やらされていると感じた瞬間から仕事は

苦痛になってしまいます。

自らで課題を解決して新しい世界を切り開いて聞くのだという気概が大事。

天風教義の境遇改善の誦句にある、境遇と心は常に引っぱりっこしているのだ

と説明しています。だからなんとしても境遇の下敷きにならないことが大事。

「随所に主たれ」といって説明します。

随所に主たれば、立所みな真なり(臨済禅師)のことばですが、いつでも自分が自分の人生の主人でなければなりません。

こうした言葉はとても励みとして受け止めてもらっています。

昨年のことです、改めて会長から

管理職に対して将来経営者になるためのポイントをレクチャーしてほしいと頼まれました。

現会長が経営者への道を歩む過程で一緒に仕事をさせてもらったものですから、経営者になるためにはどんなポイントが重要で、

現会長がどんな道を歩んで来られたのかを天風教義の要所をおりまぜながら十数名の管理職に約1時間にわたり講演をさせてもらいました。

管理職の皆さんからとても分かりやすかったと評価されたものですから、講演の一部をご紹介させていただきます。



皆さんこんにちは。

本日は、取組として、将来会社を経営していく立場で研修されていること、とても尊い取組だとおもいます。

皆さんが研修にあたり考えられていることは、ご自身が主体となって課題をどうしていこうかということだと思います。

仕事をしている中で、往々陥りがちなことは「やらされている」という感覚です。

自らが主体となって解決していこうという感覚と、やらされているという感覚とでは、相手としている対象は同じでも

結果として表れてくる成果には、天と地ほどの差が生じてしまうものです。

私も現役時代は、やらされている感覚をいかに自らで背負って行こうという感覚に切り替えていこうかと取り組んできたつもりです。

短い人生いくら生きても約百年です。やらされているという感覚を払拭して、この人生の時間をより充実したものにしていきたいものです。

前置きが長くなりましたが、本題に入っていきたいと思います。

会長の所長、本部長の時のエピソードをまとめるにあたり

いろいろな出来事があったのですが、印象深い順にまとめさせてもらいました。

内容としては

1.(会長が社長になられた時に)

2.(ありたい姿について)

3.(課題から逃げない勇気)

4.(従業員を思う心)

5.(人生を楽しむ)

というテーマでまとめてみました。

順にお話しさせて頂きます。

まず最初は、一番印象にのこっていることとして

1.(現会長が社長になられた時に)があります。

 会長が社長になられた時に、当時は先代の会長だったのですが、社長に推薦した理由としてあげられたのが

「明るい」ということだと聞かされました。

ここにとても大事なことが秘められていると思うのです。

会長は、管理職当時から気さくな人柄で周囲の皆から慕われていました。

この明るいという言葉は、調子いいとき、順風満帆のときに明るいのはあたりまえなのです。

そうではなくて、逆境のとき、窮地のとき、上手く行かないときに明るくふるまえるかがポイントなのです。

明るく、朗らかに、生き生きと、勇ましくあることを、一般的には積極であると言っています。

プラス思考とか積極思考といわれるものです。

でもここで大事なのは、どんなことがあっても、明るく、朗らかに、生き生きとして、勇ましくあることなのです。

この点を、当時の経営者はよく見られていたのだと思います。

何故明るいことが大事かということに少しふれておきますと、

それは宇宙の実相が積極だからなのです。138億年前のビックバンでこの宇宙は生まれました。

それから、膨張し続け生成発展を続けています。

我々が住んでいるこの地球にしても、46億年前に生まれ、38億年前には生物が生まれたといわれています。

当初は単細胞であった生物も長い年月をかけて進化し続け、現在の万物の霊長といわれるわれわれ人間にまで

つながっています。この流れ、進化向上し、生成発展をし続けるというながれこそがまさに積極であり、

積極ということがこの大宇宙にながれる実相なのです。

この大宇宙の中で生きている我々のあるべき姿はまさに積極であることが正解というわけなのです。

皆さんも良くご存じの共鳴とか同期とかも共鳴や同期した瞬間に大きな力が導き出されます。

水の流れに沿っていくか、流れに逆らって行くかを考えても明らかだと思うのです。

宇宙の流れに沿っているかどうかがとても重要なわけです。

こうした、宇宙真理に基づいて抜擢されたと思うのです。

宇宙の真理にのっとって経営をしていけば、事業も生成発展していくのは明らかです。

この原理原則を理解できれば、誰でもが頑張る力が湧いてくるのではないでしょうか。


2.(ありたい姿について)

会長は、所長時代からよくありたい姿を描けとおしゃっていられました。

当初は、そんな簡単にありたい姿が実現するわけはないと思っていましたが、これはとんだ間違いだと気づかされました。

ありたい姿の考え方が大事なのです。

皆さんが目の前にある饅頭を手に入れた姿を描いたとします。この姿は実現しません。

それは他の人も手に入れたいとと思うからその姿がぶつかりあってしまい実現しないわけです。

人間には、本能心と理性心と霊性心があるといわれています。

本能心とは自分が生きるために必要な心です。理性心とは、物事の善悪邪正を見極める心です。

霊性心とは、思いやりの心、本心良心に根差す心といわれています。

本能心、理性心で描いた絵は、今もお話ししたように他人とぶつかり合ってしまいますから、実現しないのです。

霊性すなわち魂からの声に従って描くこと。

会長がよく言われていたありたい姿とは、「5年後の事業をどうしていくか」

「10年後の組織の体制はどうするか」とかでした。

従業員がより良い幸せな生活を送れるためにどうしていこうですから、

この姿は皆で共有できることはあってもぶつかり合うことはありません。

こうして描いたありたい姿というのは、不思議と思われるかもしれませんが、必ず実現するのです。

周囲を見てみると大自然が作り出したもの以外は、皆すべて人間がこうありたいと思う心から生み出されたものなのですから。

実業家で京セラを作られた稲森和夫さんという人がいます。

数十人で立ち上げた会社を世界の有数の企業に育て上げ、のちには第二電電、

今のKDDI(au)を立ち上げられ立派な事業として確立させました。

また、倒産してしまったJALについても再生に取り組まれ数年で立派に利益の上がる会社にもどしてしまわれました。

この人のすることがことごとく成功していく背景には、このありたい姿の構想があります。

本にも書かれていますがありたい姿が脳裏にカラーで描き出されるまで描くといわれています。

KDDIの立上げに際しても、「動機は善なりや、私心はなかりしか」と常に自問自答し続けたといいます。

そうした魂にまで透徹するような思いで、ありたい姿を描いていけばそれは、

必ず実現するという良い例だと思います。


3.(課題から逃げない勇気)

製作所をまとめるとなると、かつてなかったような大きな仕事が入ってくることがあります。

会長が所長時代だった時だと思います。自動車メーカ向けの大きな案件を受注したことがあります。

また、電機メーカ向けの大きな案件を受注をしたことがあります。

いずれも、各部署の長に任せてしまう事もできたのですが、そうはせずに製作所をあげてのプロジェクト体制をとりました。

当時は、部署間の垣根が高くて
自由に人を動かすことが難しかったのです。

今でも各所属長は利益の責任を背負っているわけですから、人をうごかすのは簡単ではないですよね。

それをプロジェクトという形で部署をこえて人を動かす体制をとりました。

大変な仕事だから自らが先頭にたって取り仕切る、この勇気は大変なものだったと思います。

我が社の場合はいろいろな事業をやっていますから、全てが忙しいということもなければ、すべてひまということもないわけです。

その時の仕事の状況に合わせて、忙しいところに人を異動していく。

こうすることで仕事が少ない部署がどれだけ助けられたかわかりません。

昔にはなかった概念だと思います。

全体プロジェクトにすることで、いろいろな知恵も生まれ、アイデアも集まって、

結果としては最善な形でプロジェクトをまとめることができたのだと思います。

これを各部署任せにしていたら結果として大きな赤字を作ってしまったりしたのではないでしょうか。

こうして、製作所をこえて人を動かせるようにしたことは、業績に対しては、大きく貢献していると思います。

こうして逃げずに対応されたことは、自然と誰にも公平に対応されたことにつながっています。

やればやっただけ、やらなければやらないなりの対応のしかたは。周囲のだれからも評価されていたと思います。

ここ10年業績が良かったのは、決してたまたまではなく、業績が良くなる、 要因があって結果が生まれているのです。

善因善果、悪因悪果といって善いことをすれば、善い結果が生まれ悪いことをすれば悪い結果となる。

ここでいう善い悪いは、道徳的な善し悪しではなく、大自然の法則にそっているかどうかです。

奇跡とかたまたまとかいうのは、この善因善果悪因悪果を無視した話なのだと思います。

今が、こうあるのはあるべくしてあるのだという事を申し上げて結びとさせて頂きます。

という話をさせてもらいました。

天風教義を織り込んだのは、私の判断でしたが結果的には誤りはなかったと思っています。






最後になりますが、教育プラクトの会合であることもありますので、

音訳ボランティアの福祉教室での体験をお話しさせていただきたいとおもいます。

豊橋市の中学校では、社会福祉協議会を通じてボランティア活動を行っている団体に要請して福祉実践教室を開催しています。

年間にして10回程度の教室が計画されています。

車いす、点字、手話、ガイドヘルプ、盲導犬、要約筆記、音訳などの種類があり、

ひとクラス30人くらいの単位でそれぞれの福祉実践教室を体験してもらうわけです。

私たち音訳の講座では、現在の視覚障碍者の実態を説明し、音訳ボランティアがどんな活動をしているかを簡単に説明した後、

生徒の皆さんに実際に音訳をしてもらい、それをパソコンに録音するわけです。

音訳をしてもらう内容としては、中日新聞の日曜版に掲載されている300文字小説の中から選び抜いた内容を10件くらい提示して

自分が読めそうな内容を読んでもらいます。

相手のことを思い正確に伝わるように、わかりやすくを特に注意して。

そして、録音した内容をCDにおとして講座の中で何件か聞いてもらいます。

後で全員分をCDして学校に届けています。

生徒さんにしてみればこんな世界もあるのだと感じられていると思います。

そして、最後に生徒さんどうしてもお伝えしたいこととして、こう話しかけています。

最後になりますが、私たち人間には、

3つの心の形態があると言われています。

1つ目は本能心、誰もが生きていくために必要な、食べたいとか、寝たいという心です。

これは全ての生き物にあるこころです。

2つ目は理性心、皆さんがこうして学校で、学んで物事の良し悪しを判断していく心です、

このこころは人間にしかありません。

3つ目は霊性心といわれる心で、わかりやすくいうと思いやりの心とか、本心良心といわれる

、最も高級なこころと言われるものです。

こうして困っている人を援けてあげようという思いやりの心をいいます。

どの心も生きるために必要な心なのですが、本能心は黙っていても働きだしますが、

思いやりの心は意識しなれば出てきません。

これからの皆さんの人生の中で折に触れ自分は今どの心かなと振り返ってみてください。

大人の中にも本能心を中心に生きている人がたくさんいます。

本能心30%、理性心30%、霊性心40%と考えらたら素晴らしいことです。

これから皆さんも意識してこの思いやりの心を育てていくこと心がけてください。

そうすれば、皆さんにとって、とても高級な価値のある人生をすごすことができるようになります。

といって説明をしています。

帰ってきてから、生徒さんから感想文をおくってもらえます。

今の説明に素晴らしい感想を寄せてくれた生徒さんがいます。

紹介します。


私は、この講座で音訳の大変さを感じました。

視覚障碍者の人に分かりやすく伝えるために、

イントネーションなども正確に伝えなければいけない

ことを学びました。実際に、音訳をしてみて

音訳での難しいところがたくさんありました。

カタカナの発音や漢字の読み方などうまくできま

せんでした。そういうところが大変だなと感じました。

そして、長島さんが講座の最後に話した

霊性心の話でボランティアに大切なのは思いやり

の心でもあるんだなと思いました。家で霊性心

ついて調べてみると良心と出てきました。

私は、この話で教えてもらったように自分のできる

ことができたらいいなと思いました。

こんな感想を寄せてもらうと、あーこうした話をできて良かったな

と思うのです。

天風会に入って、もっと早く霊性心の概念を自分自身が知っていたら、人生がもっと変わっていたろうと思いました。

この生徒さんが、霊性心を意識してこれからの人生を送ってくれたのなら、きっと実りの多い

人生を送ってくれるものと信じております。

これで私の肺がん体験して、天風教義を実践して学んだ人生感の 話を終わらせて頂きます。