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自然の摂理に従って生きる       2015417

この世のなかは、偉大なる自然の摂理に基づいて、運営されている。

時の流れ、空間の広がりは、正にこの自然の摂理が支配する世界である。

この自然の摂理に従って生きるとはどんなことなのであろう。

草原で一斉に芽を出し、その葉を茂らせ、一斉に花を咲かせ、実をつけ、そして
一斉に枯れていく姿を見るとき、草として自然の摂理に従って生きている様を感じ
取ることができる。

草々は、人々のように、まちまちにその寿命を終えることはなく、その時が来たら
一斉にその役目を終わらせている。草原の中の3割の草が途中で枯れてしまうという
ことはないのである。

こうした現象を見るとき、人も自然の摂理に従って生きていけば、誰もが百歳近く
まで生きられるのではないだろうか。

ではどうすることが自然の摂理に従うことだろう。

身体と心に対して受け入れるものを、自然摂理に順応したものを受け入れていくこと
である。身体に対しては、血液をサラサラにするものの摂取を励行し、深呼吸で酸素
を体内にいっぱい取り込むことである。

心に対しては、ストレスの中に心を長く滞らせないこと、誘惑に対しては欲望の赴く
ままに貪らず、人を援けることに喜びを見出すことで心の満足感を高めて過ごすこと
である。